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下地
ふりがな文庫
“下地”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
したじ
78.1%
したぢ
18.8%
かち
3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
したじ
(逆引き)
かような
下地
(
したじ
)
のあるところへ、霊魂なるものが、別に存するごとくに思わせる事情がたくさんにあるので、だれもかれもがかく考えるようになった。
我らの哲学
(新字新仮名)
/
丘浅次郎
(著)
下地(したじ)の例文をもっと
(25作品)
見る
したぢ
(逆引き)
また、
安永中
(
あんえいちう
)
の
続奥
(
ぞくおく
)
の
細道
(
ほそみち
)
には、——
故将堂女体
(
こしやうだうによたい
)
、
甲胄
(
かつちう
)
を
帯
(
たい
)
したる
姿
(
すがた
)
、いと
珍
(
めづ
)
らし、
古
(
ふる
)
き
像
(
ざう
)
にて、
彩色
(
さいしき
)
の
剥
(
は
)
げて、
下地
(
したぢ
)
なる
胡粉
(
ごふん
)
の
白
(
しろ
)
く
見
(
み
)
えたるは。
甲冑堂
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
下地(したぢ)の例文をもっと
(6作品)
見る
かち
(逆引き)
更に
行
(
ゆ
)
きて
畑
(
はたけ
)
の中に
佇
(
たゝず
)
む。月は
今
(
いま
)
彼方
(
かなた
)
の
大竹薮
(
おほだけやぶ
)
を離れて、
清光
(
せいくわう
)
溶々
(
やう/\
)
として
上天
(
じやうてん
)
下地
(
かち
)
を浸し、身は水中に立つの
思
(
おもひ
)
あり。星の光何ぞ
薄
(
うす
)
き。
氷川
(
ひかわ
)
の森も淡くして
煙
(
けぶり
)
と
見
(
み
)
ふめり。
良夜
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
下地(かち)の例文をもっと
(1作品)
見る
“下地”の意味
《名詞》
菩薩の十地のうち、下等の地位。
地上の世界。
低い身分。
(出典:Wiktionary)
“下地”の解説
下地(したじ)とは、中世日本の荘園や公領において、土地から生み出された収益を上分と言うのに対して土地そのものを指した語。言い換えれば上分=(収益権を含めた)財産権、下地=支配権にあたる。
(出典:Wikipedia)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“下地”で始まる語句
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下地窓
下地研
下地馬
下地総塗
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尾崎紅葉
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