“したぢ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
下地50.0%
醤油41.7%
液汁8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上木屋町かみきやまちのお茶屋で、酒を飲んでゐたら、そこにゐた芸者が一人、むやみにはしやぎ廻つた。それが自分には、どうも躁狂さうきやう下地したぢらしい気がした。
京都日記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
あぶらうく鯉の味噌汁味噌くさし芹を醤油したぢにひたしべたり
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
彼等かれらはそれから茶碗ちやわんはしもべたりとむしろうへいて、單純たんじゆんみづ醤油しようゆした液汁したぢひたして騷々敷さう/″\しく饂飩うどんすゝつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)