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下地
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かち
ふりがな文庫
“
下地
(
かち
)” の例文
更に
行
(
ゆ
)
きて
畑
(
はたけ
)
の中に
佇
(
たゝず
)
む。月は
今
(
いま
)
彼方
(
かなた
)
の
大竹薮
(
おほだけやぶ
)
を離れて、
清光
(
せいくわう
)
溶々
(
やう/\
)
として
上天
(
じやうてん
)
下地
(
かち
)
を浸し、身は水中に立つの
思
(
おもひ
)
あり。星の光何ぞ
薄
(
うす
)
き。
氷川
(
ひかわ
)
の森も淡くして
煙
(
けぶり
)
と
見
(
み
)
ふめり。
良夜
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
“下地”の意味
《名詞》
菩薩の十地のうち、下等の地位。
地上の世界。
低い身分。
(出典:Wiktionary)
“下地”の解説
下地(したじ)とは、中世日本の荘園や公領において、土地から生み出された収益を上分と言うのに対して土地そのものを指した語。言い換えれば上分=(収益権を含めた)財産権、下地=支配権にあたる。
(出典:Wikipedia)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“下地”で始まる語句
下地子
下地窓
下地研
下地馬
下地総塗