“地下鉄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
メトロ44.4%
チューブ22.2%
サブ11.1%
サブウェー11.1%
チュウブ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なんぢ、無躾なる地下鉄メトロの穴掘人夫。ふん、麑下げいかの足もとに穴をあけた猪首しゝくびの半逆者め。太陽を睨んでみろ。かつ!」
希臘十字 (新字旧仮名) / 高祖保(著)
降りてもらう。下せど下せど綱は底触れず、頭上の裂罅も一線とほそまり——なんていうのが、地下鉄チューブ売りの赤本ほんにあるよ
人外魔境:10 地軸二万哩 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
セントラルまで地下鉄サブで駆けつけるような、みじめな白カラー組(下級サラリーマンのこと)に堕落いたしましょうとも、この結婚だけは、あきらめることはできません
我が家の楽園 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
誠に仏国革命政府の眼をくらまして、貴族を盗み出す以上に冒険な仕事であるがせめて地下鉄サブウェー・サムの「新弟子」位の腕にあやかりたいと思ってはみても、いや、それはやっぱり強欲というもの。
「二銭銅貨」を読む (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
おやじの自慢する天候観測能力とごみだらけの小さな飾り窓とのチャアリング・クロスをトテナム・コウトの地下鉄チュウブ停車場から新オックスフォウド街を越して二、三歩左へ切れたところに