トップ
>
地鉄
ふりがな文庫
“地鉄”の読み方と例文
読み方
割合
じがね
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じがね
(逆引き)
「たとえ千年二千年たとうが、精が
脱
(
ぬ
)
けるようでは名刀の値打はない、この肌を見給え、この
地鉄
(
じがね
)
を見給え、昨日
湯加減
(
ゆかげん
)
をしたような若やかさ」
大菩薩峠:12 伯耆の安綱の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ところが近世の新刀となると、これほど錆させたらもうだめですわい。新刀の錆は、まるで
質
(
たち
)
のわるい
腫物
(
できもの
)
のように
地鉄
(
じがね
)
の
芯
(
しん
)
へ腐りこんでいる。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
へしと称し、平打ちにかけて
鋼
(
はがね
)
を減らし、刀の
地鉄
(
じがね
)
を
拵
(
こしら
)
える。水うちともいう。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
地鉄(じがね)の例文をもっと
(6作品)
見る
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
鉄
常用漢字
小3
部首:⾦
13画
“地”で始まる語句
地
地面
地方
地上
地獄
地震
地下
地主
地平線
地味
検索の候補
地下鉄
鉄無地
地下鉄道
地下鉄道網
鉄無地羽二重
鉄無地一重羽織
“地鉄”のふりがなが多い著者
中里介山
林不忘
吉川英治