トップ
>
湯加減
ふりがな文庫
“湯加減”の読み方と例文
読み方
割合
ゆかげん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆかげん
(逆引き)
「たとえ千年二千年たとうが、精が
脱
(
ぬ
)
けるようでは名刀の値打はない、この肌を見給え、この
地鉄
(
じがね
)
を見給え、昨日
湯加減
(
ゆかげん
)
をしたような若やかさ」
大菩薩峠:12 伯耆の安綱の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
三助は丁度
湯加減
(
ゆかげん
)
を見て居た小桶の熱湯、其儘平次へ浴びせようとするのを、身をかはして右手を擧げると、一枚の青錢流星の如く飛んで三助の
拳
(
こぶし
)
を打ちます。
銭形平次捕物控:009 人肌地藏
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
濃く
甘
(
あま
)
く、
湯加減
(
ゆかげん
)
に出た、重い露を、舌の先へ一しずくずつ落して
味
(
あじわ
)
って見るのは
閑人適意
(
かんじんてきい
)
の
韻事
(
いんじ
)
である。普通の人は茶を飲むものと心得ているが、あれは間違だ。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
湯加減(ゆかげん)の例文をもっと
(5作品)
見る
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
加
常用漢字
小4
部首:⼒
5画
減
常用漢字
小5
部首:⽔
12画
“湯加”で始まる語句
湯加僧正
検索の候補
加減
好加減
可加減
手加減
匙加減
煮加減
宜加減
火加減
俯向加減
加減弁
“湯加減”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
中里介山
泉鏡太郎
夏目漱石
泉鏡花
野村胡堂