“湯加減”の読み方と例文
読み方割合
ゆかげん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「たとえ千年二千年たとうが、精が脱(ぬ)けるようでは名刀の値打はない、この肌を見給え、この地鉄(じがね)を見給え、昨日湯加減(ゆかげん)をしたような若やかさ」
三助は丁度湯加減(ゆかげん)を見て居た小桶の熱湯、其儘平次へ浴びせようとするのを、身をかはして右手を擧げると、一枚の青錢流星の如く飛んで三助の拳(こぶし)を打ちます。
濃く甘(あま)く、湯加減(ゆかげん)に出た、重い露を、舌の先へ一しずくずつ落して味(あじわ)って見るのは閑人適意(かんじんてきい)の韻事(いんじ)である。普通の人は茶を飲むものと心得ているが、あれは間違だ。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)