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韻事
ふりがな文庫
“韻事”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いんじ
66.7%
ゐんじ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いんじ
(逆引き)
茶の湯・香道などの風流
韻事
(
いんじ
)
にあそぶことをしないで、一室にたくさんの金貨を敷きならべて、それをみて心をなぐさめるというふうで
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
濃く
甘
(
あま
)
く、
湯加減
(
ゆかげん
)
に出た、重い露を、舌の先へ一しずくずつ落して
味
(
あじわ
)
って見るのは
閑人適意
(
かんじんてきい
)
の
韻事
(
いんじ
)
である。普通の人は茶を飲むものと心得ているが、あれは間違だ。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
韻事(いんじ)の例文をもっと
(4作品)
見る
ゐんじ
(逆引き)
暫らく都門
熱閙
(
ねつたう
)
の地を離れて、身を閑寂たる漁村に投ず。これ風流
韻事
(
ゐんじ
)
の旅にあらず。自から素性を養ひて、心神の快を取らんとてなり。
客居偶録
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
創業の
殺伐
(
さつばつ
)
な氣分が失せて、町人に
大通
(
だいつう
)
や物識が輩出し、風流
韻事
(
ゐんじ
)
も漸く武家の手から町人の手に移つて行く時代で、加納屋甚兵衞最初は兩刀を捨てゝ蓄財に專念し、後に家業を放り出して
銭形平次捕物控:252 敵持ち
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
韻事(ゐんじ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“韻事”の意味
《名詞》
詩文を作るなど風流な遊び。
(出典:Wiktionary)
韻
常用漢字
中学
部首:⾳
19画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“韻”で始まる語句
韻
韻律
韻文
韻塞
韻僧
韻鏡
韻客
韻字
韻致
韻脈
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