トップ
>
『客居偶録』
ふりがな文庫
『
客居偶録
(
かっきょぐうろく
)
』
其一旅心 暫らく都門熱閙の地を離れて、身を閑寂たる漁村に投ず。これ風流韻事の旅にあらず。自から素性を養ひて、心神の快を取らんとてなり。わが生、素と虚弱、加ふるに少歳、生を軽うして身を傷りてより、功名念絶えて唯だ好む所に従ふを事とす。不幸にし …
著者
北村透谷
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「評論 九號」女學雜誌社、1893(明治26)年7月29日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約9分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
蕩
(
とか
)
希
(
ねがは
)
傷
(
やぶ
)
先
(
さきだ
)
自
(
おのづ
)
還
(
ま
)
回
(
かへ
)
揺
(
うご
)
裸
(
あ
)
焦
(
や
)
与
(
とも
)
私
(
ひそ
)
都
(
す
)
愈
(
い
)
憫
(
あは
)
彷徨
(
はうくわう
)
縦
(
ほしいまゝ
)
素
(
も
)
爾
(
なんぢ
)
徒
(
いたづ
)
人間
(
じんかん
)
雖
(
いへども
)
須
(
もち
)
頓
(
やが
)
茲
(
こゝ
)
韻事
(
ゐんじ
)
爰
(
こゝ
)
熱閙
(
ねつたう
)
飜
(
ひるがへ
)
鳩
(
あつ
)
旅嚢
(
りよなう
)
齎
(
もた
)
如何
(
いかん
)
展
(
の
)
吁
(
あゝ
)
喘
(
あへ
)
惆悵
(
ちうちやう
)
団扇
(
うちは
)
落魄
(
らくはく
)
茅檐
(
ばうえん
)
蓬
(
よもぎ
)
奈何
(
いかん
)
讃
(
ほ
)
豁破
(
くわつぱ
)
豈
(
あに
)
逝
(
ゆ
)
遭
(
あ
)
夐
(
はるか
)
塗
(
まみ
)
鑿入
(
さくにふ
)
露
(
あら
)
靖節
(
せいせつ
)
司
(
つかさど
)
午
(
ひる
)
驕
(
おご
)
鮮蔬
(
せんそ
)
勿
(
なか
)
黄昏
(
たそがれ
)
全邑
(
ぜんいふ
)
痩癈
(
そうはい
)
捉績
(
そくせき
)
曷
(
いづく
)
村媼
(
そんあう
)
機杼
(
きじよ
)
渠
(
かれ
)
湲水
(
くわんすゐ
)
炊烟
(
すゐえん
)
挽
(
ひ
)
愧
(
は
)
忽焉
(
こつえん
)
猜忌
(
さいき
)
宰
(
さい
)
碓舂
(
たいしよう
)
忽
(
たちま
)
窻前
(
さうぜん
)
簾
(
すだれ
)
納
(
い
)
幽栖
(
いうせい
)
縦心
(
しようしん
)
纏
(
まと
)
羨
(
うらや
)
将
(
まさ
)
攪破
(
かうは
)