“攪破”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かうは50.0%
かくは50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一鴉鳴き過ぎて、何心ぞ、我を攪破かうはする。たちまち悟る人間十年の事、べて非なるを。指を屈すれば友輩幾個白骨に化し、壮歳久しく停まらざらんとす。く者は逐ふ可からず。来る者は未だ頼み難し。
客居偶録 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
もって旧慣を攪破かくはするに足るもいまだ人心を誘掖するに充分ならざりき、要するに自由論派はこの点において一の純理的論派なり。
近時政論考 (新字新仮名) / 陸羯南(著)