“攪乱者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かくらんしゃ80.0%
こうらんしゃ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
受けた道化役者——聖地ジャファの攪乱者かくらんしゃ——猛虎——ブオナパルテ——すべてそれらは消散してしまい
この社会の攪乱者かくらんしゃ、殺人鬼の団体を、何故放任して置くのか。政治家はねむっているのか。警察は何をしているのだ。と、結局非難攻撃の的は警察だ。中にも、白蝙蝠の本拠東京の警視庁だ。
猟奇の果 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
一月二月ひとつきふたつき小野田の住込んでいたたなでは、毎日のように入浸いりびたっていたお島は、平和の攪乱者こうらんしゃか何ぞのように忌嫌いみきらわれ、不謹慎な口の利き方や、やりっぱなしな日常生活の不検束ふしだらさが
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)