“かうは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
攪破50.0%
江波50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一鴉鳴き過ぎて、何心ぞ、我を攪破かうはする。たちまち悟る人間十年の事、べて非なるを。指を屈すれば友輩幾個白骨に化し、壮歳久しく停まらざらんとす。く者は逐ふ可からず。来る者は未だ頼み難し。
客居偶録 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
ふね下流かりうちると、暮雲ぼうんきしめて水天一色すゐてんいつしよく江波かうは渺茫べうばうとほあしなびけば、戀々れん/\としてさぎたゝずみ、ちかなみうごけば、アヽすゞきか? をどつた。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)