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暮雲
ふりがな文庫
“暮雲”の読み方と例文
読み方
割合
ぼうん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼうん
(逆引き)
西東
(
にしひがし
)
長短の
袂
(
たもと
)
を分かって、
離愁
(
りしゅう
)
を
鎖
(
とざ
)
す
暮雲
(
ぼうん
)
に
相思
(
そうし
)
の
関
(
かん
)
を
塞
(
せ
)
かれては、
逢
(
あ
)
う事の
疎
(
うと
)
くなりまさるこの
年月
(
としつき
)
を、変らぬとのみは思いも寄らぬ。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
船
(
ふね
)
が
下流
(
かりう
)
に
落
(
お
)
ちると、
暮雲
(
ぼうん
)
岸
(
きし
)
を
籠
(
こ
)
めて
水天一色
(
すゐてんいつしよく
)
、
江波
(
かうは
)
渺茫
(
べうばう
)
、
遠
(
とほ
)
く
蘆
(
あし
)
が
靡
(
なび
)
けば、
戀々
(
れん/\
)
として
鷺
(
さぎ
)
が
佇
(
たゝず
)
み、
近
(
ちか
)
く
波
(
なみ
)
が
動
(
うご
)
けば、アヽ
鱸
(
すゞき
)
か?
鵜
(
う
)
が
躍
(
をど
)
つた。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
清三の手帳には日付と時刻とその時々に起こったさまざまの雲の状態と色彩と、時につれて変化して行く
暮雲
(
ぼうん
)
のさまとがだんだんくわしく記された。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
暮雲(ぼうん)の例文をもっと
(4作品)
見る
“暮雲(暮雲街道)”の解説
暮雲街道(ぼうんかいどう)は中華人民共和国湖南省長沙市天心区の街道。
(出典:Wikipedia)
暮
常用漢字
小6
部首:⽇
14画
雲
常用漢字
小2
部首:⾬
12画
“暮”で始まる語句
暮
暮方
暮靄
暮色
暮夜
暮春
暮田正香
暮合
暮々
暮六
“暮雲”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
北原白秋
夏目漱石
田山花袋
泉鏡花