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離愁
ふりがな文庫
“離愁”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
りしゅう
75.0%
りしう
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りしゅう
(逆引き)
西東
(
にしひがし
)
長短の
袂
(
たもと
)
を分かって、
離愁
(
りしゅう
)
を
鎖
(
とざ
)
す
暮雲
(
ぼうん
)
に
相思
(
そうし
)
の
関
(
かん
)
を
塞
(
せ
)
かれては、
逢
(
あ
)
う事の
疎
(
うと
)
くなりまさるこの
年月
(
としつき
)
を、変らぬとのみは思いも寄らぬ。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
旅をして歩く時に興に乗じてうたう歌、危険な山坂を超ゆる時、
魔除
(
まよけ
)
を兼ねて歌いつけの歌、心なく歌っても
離愁
(
りしゅう
)
の思いが糸のように長く引かれる。
大菩薩峠:08 白根山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
離愁(りしゅう)の例文をもっと
(3作品)
見る
りしう
(逆引き)
私はそこに強く心を
惹
(
ひ
)
かれるとともに
堪
(
た
)
へ難いやうな
離愁
(
りしう
)
を感じて、そのまま
瞳
(
ひとみ
)
を
膝
(
ひざ
)
に
伏
(
ふ
)
せてしまつた。
処女作の思い出
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
離愁(りしう)の例文をもっと
(1作品)
見る
離
常用漢字
中学
部首:⾫
19画
愁
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
“離”で始まる語句
離
離屋
離室
離座敷
離縁
離家
離亭
離々
離別
離房
“離愁”のふりがなが多い著者
南部修太郎
中里介山
夏目漱石
吉川英治