“暮々”の読み方と例文
読み方割合
くれ/″\100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌日になりようや七所借なゝとこがりをして百両まとめて、日の暮々くれ/″\に大伴蟠龍軒の中の口から案内もなしで通りましたが、前と違い門弟しゅ待遇あしらいが違う。
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
山「山道へ掛って様子は知らぬが、落合まで日の暮々くれ/″\はと思って急いで参りました、お前さんは何方へ」
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
よく気をつけてくれまするから、台所で職人がどん/\這入って御膳を食べ、香の物がないといって、たすきを掛けて日の暮々くれ/″\にお園が物置へ香の物を出しにゆきました。
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)