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攪
ふりがな文庫
“攪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
か
85.4%
みだ
9.8%
かき
2.4%
かきま
2.4%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
か
(逆引き)
細君の
唸
(
うな
)
る声が
絶間
(
たえま
)
なく静かな夜の
室
(
へや
)
を不安に
攪
(
か
)
き乱した。五分経つか経たないうちに、彼女は「もう生れます」と夫に宣告した。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
攪(か)の例文をもっと
(35作品)
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みだ
(逆引き)
浮世の栄華に誇れる奴等の胆を破れや睡りを
攪
(
みだ
)
せや、愚物の胸に血の
濤
(
なみ
)
打たせよ、偽物の面の紅き色奪れ、斧持てる者斧を揮へ、矛もてるもの矛を揮へ
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
攪(みだ)の例文をもっと
(4作品)
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かき
(逆引き)
詩の翻訳は不得手ゆえ出任せに訳すると、テの詩が「風南海を
攪
(
かき
)
まわして多足の蜈蚣を岩上に
抛
(
な
)
げ揚げた、船持輩この怪物の重き胴より大きな肋骨を取ってここに海神に捧げ置いた」
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
攪(かき)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
かきま
(逆引き)
おふくろはほんとに
慍
(
おこ
)
ったのかしら……と彼は少しづつ気になる。しかし家へ帰ればまた喧嘩しさうなのですぐには帰れない。前吉はソーダ水をストローで
攪
(
かきま
)
ぜて、ぢっと考へ込む。
おふくろ
(新字旧仮名)
/
原民喜
(著)
攪(かきま)の例文をもっと
(1作品)
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攪
漢検準1級
部首:⼿
23画
“攪”を含む語句
攪乱
攪亂
攪乱者
攪破
攪拌
攪乱戦
攪廻
飜攪
引攪旋
攪返
攪擾
攪撩
攪拌機
攪乳器
攪乱隊
攪乱蹂躙
攪乱策
掻攪
“攪”のふりがなが多い著者
本庄陸男
三上於菟吉
夏目漱石
岡本かの子
南方熊楠
内田魯庵
幸田露伴
薄田泣菫
徳田秋声
有島武郎