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慍
ふりがな文庫
“慍”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おこ
51.6%
いか
19.4%
いかり
12.9%
いきどお
9.7%
うら
3.2%
いきどほ
3.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おこ
(逆引き)
いつもの
慍
(
おこ
)
つてる時に出る声の返辞。すると私は、無上に気に入らなくなつて、何がなんでもそれをどうかしなければならなくなる。
脱殻
(新字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
慍(おこ)の例文をもっと
(16作品)
見る
いか
(逆引き)
子路
慍
(
いか
)
り、見えて曰く、君子も亦窮する有るかと。子曰く、君子固より窮す。小人窮すれば
斯
(
ここ
)
に
濫
(
らん
)
すと。——衞霊公篇——
論語物語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
慍(いか)の例文をもっと
(6作品)
見る
いかり
(逆引き)
今は
可懐
(
なつかし
)
き顔を見る能はざる失望に加ふるに、この不平に
遭
(
あ
)
ひて、しかも言解く者のあらざれば、彼の
慍
(
いかり
)
は野火の飽くこと知らで
燎
(
や
)
くやうなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
慍(いかり)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
いきどお
(逆引き)
そう
鰾膠
(
にべ
)
もなく云って、お菓子を喰べてコーヒーを飲むのを、娘は少しばかり
慍
(
いきどお
)
ったような顔で眺めていましたが、やがて、ふと思いついたように
兵士と女優
(新字新仮名)
/
渡辺温
、
オン・ワタナベ
(著)
慍(いきどお)の例文をもっと
(3作品)
見る
うら
(逆引き)
(一) 子曰く、学びて時に習う、
亦
(
また
)
説
(
よろこ
)
(悦)ばしからずや。
有朋
(
とも
)
(友朋)遠方より来たる、亦楽しからずや。人(己れを)知らざるも
慍
(
うら
)
みず、亦君子ならずや。
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
慍(うら)の例文をもっと
(1作品)
見る
いきどほ
(逆引き)
但しその
余
(
あまり
)
に
色美
(
いろよ
)
きが、又さる
際
(
きは
)
には
相応
(
ふさはし
)
からずも覚えて、こは
終
(
つひ
)
に一題の
麗
(
うるはし
)
き
謎
(
なぞ
)
を彼に与ふるに過ぎざりき。鴫沢の翁は貫一の
冷遇
(
ぶあしらひ
)
に
慍
(
いきどほ
)
るをも忘れて、この
謎
(
なぞ
)
の為に苦められつつ病院を辞し去れり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
慍(いきどほ)の例文をもっと
(1作品)
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慍
漢検1級
部首:⼼
13画
“慍”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
三島霜川
下村湖人
徳冨蘆花
清水紫琴
水野仙子
中島敦
幸田露伴
渡辺温
福沢諭吉