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炊烟
ふりがな文庫
“炊烟”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すゐえん
57.1%
すいえん
42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すゐえん
(逆引き)
治脩公
(
ちしうこう
)
これを
御覽
(
ごらん
)
じ、
思
(
おも
)
はず
莞爾
(
につこ
)
と、
打笑
(
うちゑ
)
み
給
(
たま
)
ふ。
時
(
とき
)
に
炊烟
(
すゐえん
)
數千流
(
すうせんりう
)
。
爾時
(
そのとき
)
公
(
こう
)
は
左右
(
さいう
)
を
顧
(
かへり
)
み
鉄槌の音
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
夕陽西に傾いて戸々の
炊烟
(
すゐえん
)
漸く上るの時、一群の村童、奇異の旅客を
纏
(
まと
)
ふて来る。
客居偶録
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
炊烟(すゐえん)の例文をもっと
(4作品)
見る
すいえん
(逆引き)
谷というけれども、若干の人家が
炊烟
(
すいえん
)
を揚げている尋常一様の山間の一部落なのであります。
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
革命の風雲
未
(
いま
)
だ天下を動かすに足らずといえども、その智勇弁力ある封建社会の
厄介物
(
やっかいもの
)
たる——小数人士の
脳裡
(
のうり
)
には、百万の人家
簇擁
(
そうよう
)
して、
炊烟
(
すいえん
)
東海の天を蔽う、堂々たる大江戸も
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
炊烟(すいえん)の例文をもっと
(3作品)
見る
炊
常用漢字
中学
部首:⽕
8画
烟
漢検1級
部首:⽕
10画
“炊”で始まる語句
炊
炊事
炊煙
炊事場
炊事夫
炊爨
炊出
炊立
炊込
炊事婦
“炊烟”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
中里介山
北村透谷
永井荷風
田山花袋
泉鏡花