“豁破”の読み方と例文
読み方割合
くわつぱ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
居常唯だ書籍に埋もれ、味なき哲理に身を呑まれて、いたづらに遠路にあへぐものをして、忽焉こつえん、造化の秘蔵の巻に向ひ不可思議の妙理を豁破くわつぱせしむるもの、夏の休息あればなり。
客居偶録 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)