“豁達”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かったつ92.3%
はきはき7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三千代の兄と云うのはむし豁達かったつな気性で、懸隔てのない交際振つきあいぶりから、友達にはひどく愛されていた。ことに代助はその親友であった。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「あれは撤退するイギリス軍の後衛だ、オステンドに到着した六千のイギリス兵をわしは捕虜にしてみせよう。」彼は豁達かったつに口をきいた。
小野さんはなぜこう豁達はきはきせぬのかと思う。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)