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膠
ふりがな文庫
“膠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にかわ
47.9%
にべ
40.3%
にかは
9.0%
こう
1.4%
かう
0.7%
にわか
0.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にかわ
(逆引き)
昔はよくひびの入ったレコードを
膠
(
にかわ
)
や
鎹
(
かすがい
)
でつけて使ったものだが、針がかちかち打っつかるたびにひどくサウンドボックスを傷める。
名曲決定盤
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
、
野村長一
(著)
膠(にかわ)の例文をもっと
(50作品+)
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にべ
(逆引き)
膠
(
にべ
)
もなく断わる感じで、普段なら、「これ以上肥ったら大変だから」といったような冗談口のあってしかるべきところだったが……。
如何なる星の下に
(新字新仮名)
/
高見順
(著)
膠(にべ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
にかは
(逆引き)
しかしもう隅々には薄汚いカンヴアスを
露
(
あらは
)
してゐた。僕は
膠
(
にかは
)
臭いココアを飲みながら、人げのないカツフエの中を見まはした。
歯車
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
膠(にかは)の例文をもっと
(13作品)
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▼ すべて表示
こう
(逆引き)
三郎の弟に
嵐
(
らん
)
という者があった。事情があって
膠
(
こう
)
にゆく道で、まわり道をして母方の親類にあたる
陸
(
りく
)
という者の家へいって泊った。
阿繊
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
膠(こう)の例文をもっと
(2作品)
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かう
(逆引き)
豊臣太閤征韓のとき船此洲に
膠
(
かう
)
して甚危かりし故船頭与次兵衛自殺せしとなり。北方は玄海灘渺々然として飛帆鳥のごとく
後島
(
うしろのしま
)
はみな盃のごとし。壮雄限なし。日已申時。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
膠(かう)の例文をもっと
(1作品)
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にわか
(逆引き)
鮎川の町の人はどの家でも
膠
(
にわか
)
や肥料をとるために鯨の肉を細かく刻んで、庭や路に乾して置くがそれが腐って、こんな臭いを発する。
海豚と河豚
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
膠(にわか)の例文をもっと
(1作品)
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“膠”の意味
《名詞》
(にかわ)動物の皮膚や骨、腱などの結合組織の主成分であるコラーゲンに熱を加え、抽出したもののうち純度の低いもの。
(にべ、通常は鮸膠/鰾膠と表記)主にスズキ目ニベ科に属する魚の浮き袋から作る粘りけのつよいにかわ。
(出典:Wiktionary)
膠
漢検1級
部首:⾁
15画
“膠”を含む語句
膠着
膠質
白膠木
漆膠
白膠
魚膠
膠々
膠質体
鰾膠
膠鍋
膠泥
膠着状態
膠皮
膠西王卬
膠質物
膠質状
膠質現象
膠質的
膠質粒
膠質粒子
...
“膠”のふりがなが多い著者
吉川英治
幸田露伴
久保田万太郎
泉鏡太郎
柳宗悦
久生十蘭
ニコライ・ゴーゴリ
中里介山
泉鏡花
魯迅