“膠々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうこう50.0%
にちゃにちゃ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつの日か金鶏夜郎に下らん〉、李廓の鶏鳴曲に、〈星稀に月没して五更に入る、膠々こうこう角々鶏初めて鳴く、征人馬を牽いて出でて門立つ、妾を辞して安西に向いて行かんと欲す
拾うのに仔細しさいなかったでございますれども、御老体が飛んだ苦労をなさいましたのは……夜具部屋から、膠々にちゃにちゃ粘々を筋を引いて、時なりませぬ蛞蝓なめくじの大きなのが一匹……ずるずるとあとを輪取って
怨霊借用 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)