“膠質”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうしつ60.0%
にかわしつ20.0%
コロイド20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは広い意味での低温膠質こうしつ物理学の重要な課題の一つなのであって、そういうことも、実は近年になってやっと分って来たのである。
長く保たせるには砂糖を多くして菓物と同じ分量に致します。林檎の皮を剥かずに煮るのは皮の間から膠質にかわしつが沢山出て味が良くなるからです。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
粉と分子との中間、即ち膠質コロイドであって、平均が直径一万分の一ミリ、小さいものになると直径十万分の一ミリ程度と考えられる極微粒子である。
硯と墨 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)