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膠質
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にかわしつ
ふりがな文庫
“
膠質
(
にかわしつ
)” の例文
長く保たせるには砂糖を多くして菓物と同じ分量に致します。林檎の皮を剥かずに煮るのは皮の間から
膠質
(
にかわしつ
)
が沢山出て味が良くなるからです。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
こういう時
寒天
(
かんてん
)
を使うと消化が悪くって病人に食べられないけれどもゼラチンは薬に使う
膠質
(
にかわしつ
)
でお
腹
(
なか
)
へ
往
(
い
)
くと
直
(
すぐ
)
に溶けるから病人にも食べられる。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
医者の薬にもゼラチンを使う位ですからそういう場合には
膠質
(
にかわしつ
)
の物を択んで食べるのが良いので今の海鼠でもあるいは牛や豚の
脛
(
すね
)
から足にも膠質が多いものです。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
“膠質”の意味
《名詞》
「コロイド」のこと。
(出典:Wiktionary)
“膠質(コロイド)”の解説
コロイド(en: colloid、膠質〈こうしつ〉)、またはコロイド分散体(en: colloidal dispersion)は、一方(分散相)が微小な液滴あるいは微粒子から形成して他方( 気体・液体・固体)に分散した1組の相から構成された物質状態である。
(出典:Wikipedia)
膠
漢検1級
部首:⾁
15画
質
常用漢字
小5
部首:⾙
15画
“膠質”で始まる語句
膠質体
膠質物
膠質状
膠質的
膠質粒
膠質現象
膠質粒子