“コロイド”の漢字の書き方と例文
語句割合
膠質100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
粉と分子との中間、即ち膠質コロイドであって、平均が直径一万分の一ミリ、小さいものになると直径十万分の一ミリ程度と考えられる極微粒子である。
硯と墨 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
寺田先生は晩年に理化学研究所で、墨と硯の物理的研究に着手され、墨を炭素の膠質コロイドと見る立場から実験を進め、最後の病床に就かれるまで続けておられた。研究の内容は三部から成っている。
硯と墨 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)