“大黒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だいこく85.2%
おほぐろ11.1%
おほくろ3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
故に信州から直接越中へ出るには、どうしてもどこかで山を越さねばならぬ。大黒だいこく(二四〇五)を越して祖母谷ばばだに猿飛さるとびへ出るのもよい。
可愛い山 (新字新仮名) / 石川欣一(著)
大黒おほぐろの雄牛の尻毛卷きにけり夕風亂りほそぼそと見ゆ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
母猫おやねこ大黒おほくろ猫の闇に坐り大まかに啼く子を産み落し
雲母集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)