“八巻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はちまき66.7%
やまき33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
国王以下国民の尊敬を受けた三百人以上ののろくもいが、きのまき(すなわち、さみせんづる)という草で八巻はちまきをして馬に乗りオモロなど謡う有様が、まのあたり見えるようであります。
ユタの歴史的研究 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
……あごはずしというのは、言葉通り大笑いと、大あくびで、ひょっとすると、頤がはずれるので、両手でおさえたり、縦に八巻はちまきをしたりして、用達ようたしをして人を驚かせたり笑わせたりしました。
七巻ななまき八巻やまき織りかけたる布帛きぬはふつふつと切れて風なきに鉄片と共に舞い上る。
薤露行 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)