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はちまき
ふりがな文庫
“はちまき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鉢巻
48.1%
顱巻
29.6%
鉢卷
9.9%
顱卷
6.2%
八巻
2.5%
盤帯
1.2%
頭巻
1.2%
顧巻
1.2%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鉢巻
(逆引き)
細おもてに
無精髭
(
ぶしょうひげ
)
が少し伸びて、
汐
(
しお
)
やけのした顔に賢そうな
眼
(
め
)
が光っていた。古タオルで
鉢巻
(
はちまき
)
をし、仕事着に
半長靴
(
はんちょうか
)
をはいていた。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
はちまき(鉢巻)の例文をもっと
(39作品)
見る
顱巻
(逆引き)
眉太く、眼の細きが、
向
(
むこう
)
ざまに
顱巻
(
はちまき
)
したる、額のあたり汗になりて、のしのしと近づきつつ、細き道をかたよけてわれを通せしが、ふりかえり
竜潭譚
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
はちまき(顱巻)の例文をもっと
(24作品)
見る
鉢卷
(逆引き)
帶
(
おび
)
は
一重
(
ひとへ
)
で
左
(
ひだり
)
の
腰骨
(
こしぼね
)
の
處
(
ところ
)
でだらりと
結
(
むす
)
んであつた。
兩方
(
りやうはう
)
の
端
(
はし
)
が
赤
(
あか
)
い
切
(
きれ
)
で
縁
(
ふち
)
をとつてある。
粗
(
あら
)
い
棒縞
(
ぼうじま
)
の
染拔
(
そめぬき
)
でそれは
馬
(
うま
)
の
飾
(
かざ
)
りの
鉢卷
(
はちまき
)
に
用
(
もち
)
ひる
布片
(
きれ
)
であつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
はちまき(鉢卷)の例文をもっと
(8作品)
見る
▼ すべて表示
顱卷
(逆引き)
加之
(
しかのみならず
)
、
酒
(
さけ
)
は
近所
(
きんじよ
)
の
灘屋
(
なだや
)
か、
銀座
(
ぎんざ
)
の
顱卷
(
はちまき
)
を
取寄
(
とりよ
)
せて、と
云
(
い
)
ふ
會員一同
(
くわいゐんいちどう
)
の
強請
(
きやうせい
)
。
考
(
かんが
)
へてご
覽
(
らん
)
なさい、九九九で
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
ひますか。
九九九会小記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
はちまき(顱卷)の例文をもっと
(5作品)
見る
八巻
(逆引き)
……あごはずしというのは、言葉通り大笑いと、大あくびで、ひょっとすると、頤がはずれるので、両手で
抑
(
おさ
)
えたり、縦に
八巻
(
はちまき
)
をしたりして、
用達
(
ようたし
)
をして人を驚かせたり笑わせたりしました。
幕末維新懐古談:78 谷中時代の弟子のこと
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
はちまき(八巻)の例文をもっと
(2作品)
見る
盤帯
(逆引き)
組紐
(
くみひも
)
を
盤帯
(
はちまき
)
にした
帽檐広
(
つばびろ
)
な黒
羅紗
(
ラシャ
)
の帽子を
戴
(
いただ
)
いてい、今一人は、前の男より二ツ三ツ兄らしく、中肉中背で色白の丸顔、口元の尋常な所から眼付のパッチリとした所は仲々の好男子ながら
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
はちまき(盤帯)の例文をもっと
(1作品)
見る
頭巻
(逆引き)
杤
(
とち
)
の
実
(
み
)
をひろひて山よりかへりしといふ娘を見るに、髪は
油気
(
あぶらけ
)
もなくまろめつかねたるを
紵
(
を
)
にて
結
(
ゆ
)
ひ、ふるびたる
手拭
(
てのご
)
ひにて
頭巻
(
はちまき
)
をなし、
木綿袷
(
もめんあはせ
)
の
垢
(
あか
)
づきたるが
常
(
つね
)
なみより一尺もみじかきに
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
はちまき(頭巻)の例文をもっと
(1作品)
見る
顧巻
(逆引き)
これが
下々
(
したじた
)
のものならばさ、
片膚脱
(
かたはだぬぎ
)
の出刃庖丁の向う
顧巻
(
はちまき
)
か何かで、
阿魔
(
あま
)
! とばかりで飛出す訳じゃアあるんだけれど、何しろねえ、御身分が御身分だから、実は大きな声を出すことも出来ないで
清心庵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
はちまき(顧巻)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
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ぱちまき