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杤
ふりがな文庫
“杤”の読み方と例文
読み方
割合
とち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とち
(逆引き)
是
(
これ
)
を
粟稗
(
あはひえ
)
などにまぜ、又は
杤
(
とち
)
ばかりも食とす、又
餅
(
もち
)
にもする也。(もちにする杤は別種なりとぞ)
楢
(
なら
)
の実も
喰
(
くら
)
ふ、そのしかたは杤に
似
(
に
)
たりとぞ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
○此地の人、上食は
粟
(
あは
)
に
稗
(
ひえ
)
小豆をも
交
(
まぜ
)
て
喰
(
くら
)
ふ。下食は
粟糠
(
あはぬか
)
に
稗
(
ひえ
)
乾菜
(
ほしな
)
などまじえて喰ふ、又
杤
(
とち
)
の
実
(
み
)
を
食
(
しよく
)
とす。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
杤
(
とち
)
の
実
(
み
)
は八月
熟
(
じゆく
)
して
落
(
おつ
)
るをひろひ、
煮
(
に
)
てのち
乾
(
かはか
)
し、手に
揉
(
もみ
)
てあらき
篩
(
ふるひ
)
にかけて
渋皮
(
しぶかは
)
をさり、
簀
(
す
)
に
布
(
ぬの
)
をしきて
粉
(
こ
)
にしたるをおき、よくならし水をうちてしめらせ
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
杤(とち)の例文をもっと
(1作品)
見る
杤
部首:⽊
7画
“杤”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山