“杤”の読み方と例文
読み方割合
とち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これ粟稗あはひえなどにまぜ、又はとちばかりも食とす、又もちにもする也。(もちにする杤は別種なりとぞ)ならの実もくらふ、そのしかたは杤にたりとぞ。
○此地の人、上食はあはひえ小豆をもまぜくらふ。下食は粟糠あはぬかひえ乾菜ほしななどまじえて喰ふ、又とちしよくとす。
とちは八月じゆくしておつるをひろひ、てのちかはかし、手にもみてあらきふるひにかけて渋皮しぶかはをさり、ぬのをしきてにしたるをおき、よくならし水をうちてしめらせ