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とち
ふりがな文庫
“とち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
土地
53.1%
橡
29.6%
栃
13.4%
七葉樹
2.2%
杤
0.6%
境地
0.6%
都会
0.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
土地
(逆引き)
と、
海蔵
(
かいぞう
)
さんがいいました。そばに
来
(
き
)
てみると、それはこの
附近
(
ふきん
)
の
土地
(
とち
)
を
持
(
も
)
っている、
町
(
まち
)
の
年
(
とし
)
とった
地主
(
じぬし
)
であることがわかりました。
牛をつないだ椿の木
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
とち(土地)の例文をもっと
(50作品+)
見る
橡
(逆引き)
「ああ、おいらもそう思って、
北国街道
(
ほっこくかいどう
)
から、雪のふる
橡
(
とち
)
ノ
木
(
き
)
峠
(
とうげ
)
をこえて、この京都へきたけれど……まだ鷲の
影
(
かげ
)
さえも見あたらない」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とち(橡)の例文をもっと
(50作品+)
見る
栃
(逆引き)
すると、どうしたことか、伝六が急にぽろぽろと
栃
(
とち
)
のようなやつをはふりおとしていたようでしたが、突然妙なことをいいました。
右門捕物帖:08 卍のいれずみ
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
とち(栃)の例文をもっと
(24作品)
見る
▼ すべて表示
七葉樹
(逆引き)
片側道一杯に、日覆いになるほどに、のさばっている
七葉樹
(
とち
)
やで、谷はだんだん暗くなる、その木の下闇を白く抜いて、水は蒼暗い葉のトンネルを潜って、石を噛んでは音を立てる、小さな泡が
谷より峰へ峰より谷へ
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
とち(七葉樹)の例文をもっと
(4作品)
見る
杤
(逆引き)
是
(
これ
)
を
粟稗
(
あはひえ
)
などにまぜ、又は
杤
(
とち
)
ばかりも食とす、又
餅
(
もち
)
にもする也。(もちにする杤は別種なりとぞ)
楢
(
なら
)
の実も
喰
(
くら
)
ふ、そのしかたは杤に
似
(
に
)
たりとぞ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
○此地の人、上食は
粟
(
あは
)
に
稗
(
ひえ
)
小豆をも
交
(
まぜ
)
て
喰
(
くら
)
ふ。下食は
粟糠
(
あはぬか
)
に
稗
(
ひえ
)
乾菜
(
ほしな
)
などまじえて喰ふ、又
杤
(
とち
)
の
実
(
み
)
を
食
(
しよく
)
とす。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
とち(杤)の例文をもっと
(1作品)
見る
境地
(逆引き)
昼間こそ人々は
往
(
ゆ
)
き来したが、夜になるとほとんどだれも通らず、ただひたすら先を急いで迂回することをいとう人ばかりが、
恐々
(
こわごわ
)
ながらもこの
境地
(
とち
)
を、走るようにしてとおるばかりであった。
仇討姉妹笠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
とち(境地)の例文をもっと
(1作品)
見る
都会
(逆引き)
「しっとりした
都会
(
とち
)
で、住んだら、住みよいところで、離れにくいそうやが——」
モルガンお雪
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
とち(都会)の例文をもっと
(1作品)
見る
“とち”の意味
《名詞:橡》
とち 【橡, 栃】
とちのき。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ところ
しちようじゅ
とちのき
ウィルトカスタニエン
ウィルトカスタニー
ヒッポカスタノ
さと
しま
じびた
つち