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			とち
		
		  
	
	
	
		
		
			是を
粟稗などにまぜ、又は
杤ばかりも食とす、又
餅にもする也。(もちにする杤は別種なりとぞ)
楢の実も
喰ふ、そのしかたは杤に
似たりとぞ。
 
			
		 
		
		
			○此地の人、上食は
粟に
稗小豆をも
交て
喰ふ。下食は
粟糠に
稗乾菜などまじえて喰ふ、又
杤の
実を
食とす。
 
		
		
			杤の
実は八月
熟して
落るをひろひ、
煮てのち
乾し、手に
揉てあらき
篩にかけて
渋皮をさり、
簀に
布をしきて
粉にしたるをおき、よくならし水をうちてしめらせ