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片膚脱
ふりがな文庫
“片膚脱”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かたはだぬ
50.0%
かたはだぬぎ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かたはだぬ
(逆引き)
が、
太鼓腹
(
たいこばら
)
を
突出
(
つきだ
)
して、でれりとして、
團扇
(
うちは
)
で
雛妓
(
おしやく
)
に
煽
(
あふ
)
がせて
居
(
ゐ
)
るやうなのではない。
片膚脱
(
かたはだぬ
)
ぎで
日置流
(
へぎりう
)
の
弓
(
ゆみ
)
を
引
(
ひ
)
く。
獅子寺
(
ししでら
)
の
大弓場
(
だいきうば
)
で
先生
(
せんせい
)
と
懇意
(
こんい
)
だから、
從
(
したが
)
つて
弟子
(
でし
)
たちに
帳面
(
ちやうめん
)
が
利
(
き
)
いた。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
片膚脱(かたはだぬ)の例文をもっと
(1作品)
見る
かたはだぬぎ
(逆引き)
これが
下々
(
したじた
)
のものならばさ、
片膚脱
(
かたはだぬぎ
)
の出刃庖丁の向う
顧巻
(
はちまき
)
か何かで、
阿魔
(
あま
)
! とばかりで飛出す訳じゃアあるんだけれど、何しろねえ、御身分が御身分だから、実は大きな声を出すことも出来ないで
清心庵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
片膚脱(かたはだぬぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
膚
常用漢字
中学
部首:⾁
15画
脱
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
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泉鏡太郎
泉鏡花