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大弓場
ふりがな文庫
“大弓場”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
だいきゅうば
60.0%
だいきうば
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だいきゅうば
(逆引き)
大弓場
(
だいきゅうば
)
へいって弓を引いている間もそうだ。照彦様は楽なことだけをする。すなわち
射
(
い
)
るばかりで、矢を拾いにはけっしてゆかない。
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
この社殿の
向
(
むこう
)
に今でもきっと
大弓場
(
だいきゅうば
)
があるだろうが、おれも若い時分に弓をやりに来たことがあった。それから何十年とこの石段を上った事がない。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
大弓場(だいきゅうば)の例文をもっと
(3作品)
見る
だいきうば
(逆引き)
が、
太鼓腹
(
たいこばら
)
を
突出
(
つきだ
)
して、でれりとして、
團扇
(
うちは
)
で
雛妓
(
おしやく
)
に
煽
(
あふ
)
がせて
居
(
ゐ
)
るやうなのではない。
片膚脱
(
かたはだぬ
)
ぎで
日置流
(
へぎりう
)
の
弓
(
ゆみ
)
を
引
(
ひ
)
く。
獅子寺
(
ししでら
)
の
大弓場
(
だいきうば
)
で
先生
(
せんせい
)
と
懇意
(
こんい
)
だから、
從
(
したが
)
つて
弟子
(
でし
)
たちに
帳面
(
ちやうめん
)
が
利
(
き
)
いた。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
これ
大弓場
(
だいきうば
)
の
爺樣
(
ぢいさん
)
なり。
人
(
ひと
)
に
逢
(
あ
)
へば
顏相
(
がんさう
)
をくづし、
一種
(
いつしゆ
)
特有
(
とくいう
)
の
聲
(
こゑ
)
を
發
(
はつ
)
して、「えひゝゝ。」と
愛想
(
あいさう
)
笑
(
わらひ
)
をなす、
其顏
(
そのかほ
)
を
見
(
み
)
ては
泣出
(
なきだ
)
さぬ
嬰兒
(
こども
)
を——、「あいつあ
不思議
(
ふしぎ
)
だよ。」とお
花主
(
とくい
)
は
可愛
(
かはい
)
がる。
神楽坂七不思議
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
大弓場(だいきうば)の例文をもっと
(2作品)
見る
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
弓
常用漢字
小2
部首:⼸
3画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
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