“だいきゅうば”の漢字の書き方と例文
語句割合
大弓場100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大弓場だいきゅうばへいって弓を引いている間もそうだ。照彦様は楽なことだけをする。すなわちるばかりで、矢を拾いにはけっしてゆかない。
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
この社殿のむこうに今でもきっと大弓場だいきゅうばがあるだろうが、おれも若い時分に弓をやりに来たことがあった。それから何十年とこの石段を上った事がない。
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)
鈴木仁平という浪人者がやっている大弓場だいきゅうば
「はあ」と正三君は大弓場だいきゅうばへおともした。
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)