“大弓”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だいきゅう50.0%
だいきう33.3%
おおゆみ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
相模屋さがみやの若旦那新助は二十一、古い形容ですが、日本橋業平にほんばしなりひらといわれる好い男のくせに、去年あたりからすっかり、大弓だいきゅうってしまって、大久保の寮に泊り込みのまま
山人は退屈すると、銭湯に出かけて行つたり、大弓だいきうを引きに出かけて行つたりした。途中などで邂逅でつくはすと、『僕のうちに来たのかえ、これから弓に行くんだ、一緒に行き給へ』
紅葉山人訪問記 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
知らしめんがためか聖徳太子の吟作なりとて「照る月のなかなる物の大弓おおゆみはあぞちにたちてまとにあたらず」また和泉式部いずみしきぶが「南無仏の御舎利みしゃりいだなながねむかしもさぞな今も双調そうちょう
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)