“おおゆみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
大弓25.0%
大弩25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
是れでおおゆみを作るところなんだ、むろんひな形だけれどね、うまくいったら本物を作らせるのさ、ちょっと見てごらん、このつるは鉄線なんだ、今はあたりまえの弦さ、本当は鉄線なんだよ
新潮記 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
知らしめんがためか聖徳太子の吟作なりとて「照る月のなかなる物の大弓おおゆみはあぞちにたちてまとにあたらず」また和泉式部いずみしきぶが「南無仏の御舎利みしゃりいだなながねむかしもさぞな今も双調そうちょう
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
の名将レグルス兵隊をして大弩おおゆみ等諸機を発して包囲する事塁砦るいさいを攻むるごとくせしめ、ついにこれを平らげその皮と齶をローマの一堂に保存した(プリニの『博物志ヒストリア・ナチュラリス』八巻十四章)