“いしびや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
石火矢66.7%
弩13.3%
仏狼機6.7%
石火箭6.7%
礮6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鉄砲磨(みがき)組支配田付四郎兵衛景利とともに大小火砲、石火矢(いしびや)、棒火矢(ぼうびや)、狼煙(のろし)、揚物(あげもの)、その他、火術の一般を差配することになった。
ひどい煙 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
椰子(やし)、檳榔子(びんらうじ)の生(は)え茂(しげ)つた山(やま)に添(そ)つて、城(しろ)のやうに築上(つきあ)げた、煉瓦造(れんぐわづくり)がづらりと並(なら)んで、矢間(やざま)を切(き)つた黒(くろ)い窓(まど)から、弩(いしびや)の口(くち)がづん、と出(で)て、幾(いく)つも幾(いく)つも仰向(あをむ)けに、星(ほし)を呑(の)まうとして居(ゐ)るのよ……
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
「宇佐美の殿様の新案で、素晴らしい仏狼機(いしびや)を造っているそうだ」
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
いったい北夷(ほくい)の兵は、長槍の術に長(た)け、また馬の良いのを持っているので、接戦となると、剽悍無比(ひょうかんむひ)ですが、弓、石火箭(いしびや)などの技術は、彼らのよくするところでありません。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
敵の礮(いしびや)と我の弓矢とは、其(その)威力に於て著(いちじ)るしい相違があった。朝高は早くも之(これ)を看取(かんしゅ)して、我も彼と等しき巨砲を作ろうと思い立ったのである。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)