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いしびや
ふりがな文庫
“
弩
(
いしびや
)” の例文
椰子
(
やし
)
、
檳榔子
(
びんろうじ
)
の生え茂つた山に添つて、城のやうに
築上
(
つきあ
)
げた、
煉瓦造
(
れんがづくり
)
がづらりと並んで、
矢間
(
やざま
)
を切つた黒い窓から、
弩
(
いしびや
)
の口がづん、と出て、幾つも幾つも
仰向
(
あおむ
)
けに、星を
呑
(
の
)
まうとして居るのよ……
印度更紗
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
椰子
(
やし
)
、
檳榔子
(
びんらうじ
)
の
生
(
は
)
え
茂
(
しげ
)
つた
山
(
やま
)
に
添
(
そ
)
つて、
城
(
しろ
)
のやうに
築上
(
つきあ
)
げた、
煉瓦造
(
れんぐわづくり
)
がづらりと
並
(
なら
)
んで、
矢間
(
やざま
)
を
切
(
き
)
つた
黒
(
くろ
)
い
窓
(
まど
)
から、
弩
(
いしびや
)
の
口
(
くち
)
がづん、と
出
(
で
)
て、
幾
(
いく
)
つも
幾
(
いく
)
つも
仰向
(
あをむ
)
けに、
星
(
ほし
)
を
呑
(
の
)
まうとして
居
(
ゐ
)
るのよ……
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“弩”の意味
《名詞》
(ド、いしゆみ、おおゆみ)横倒しにした弓に弦を張って矢を引き金で放つクロスボウに似た武器
(出典:Wiktionary)
“弩”の解説
弩(ど、いしゆみ、おおゆみ)は、東アジア、特に中国において古代から近世にかけて使われた、クロスボウと同類の射撃用の武器の一種。平安時代の辞書『和名類聚抄』には於保由美(おおゆみ)という字が見られる。
(出典:Wikipedia)
弩
漢検1級
部首:⼸
8画
“弩”を含む語句
強弩
弩弓
石弩
万弩
弩弓手
弓弩
弩弓隊
連弩
超弩級
弩級
毒弩
連弩隊
連弩士
萬弩
空弩
火術弩
彊弩都尉
強弩都尉
弩竜号
弩弓台
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