“超弩級”の読み方と例文
読み方割合
ちょうどきゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、それは彼女の落度おちどではなく、新発明の地上超弩級ちょうどきゅう、タンク「マアク九号」の秘密漏洩ろうえいを防ぐ英国の警戒は、じつに厳重をきわめていて、マタ・アリにも歯が立たなかったのだ。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
眼前まえにドッカリ超弩級ちょうどきゅうに灯が入ったようにうずくまっているのが丸ビル……これといって手に職があるわけではなし、それに、たださえこの不況時代ふきょうじだいだから、長庵とお六、たちまち困って終う。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
彼女の報告一つで、深夜海底を蹴って浮びあがる潜航艇もある。当時初めて現われた鋼鉄の怪物、超弩級ちょうどきゅうタンク「マアク九号」も、その圧倒的な体躯たいくと銃火のきばをもって、この全篇を押しまわるのだ。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)