“ちょうどきゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
超弩級66.7%
超努級33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、それは彼女の落度おちどではなく、新発明の地上超弩級ちょうどきゅう、タンク「マアク九号」の秘密漏洩ろうえいを防ぐ英国の警戒は、じつに厳重をきわめていて、マタ・アリにも歯が立たなかったのだ。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
眼前まえにドッカリ超弩級ちょうどきゅうに灯が入ったようにうずくまっているのが丸ビル……これといって手に職があるわけではなし、それに、たださえこの不況時代ふきょうじだいだから、長庵とお六、たちまち困って終う。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
彼女の報告一つで、深夜海底を蹴って浮びあがる潜航艇もある。当時初めて現われた鋼鉄の怪物、超弩級ちょうどきゅうタンク「マアク九号」も、その圧倒的な体躯たいくと銃火のきばをもって、この全篇を押しまわるのだ。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
一筋縄にも二筋縄にもかからない精力絶倫、機略縦横、血もなく、涙も無いといったような超努級ちょうどきゅうのガッチリ屋が、熊鷹式の眼を爛々と光らしているものだ。
山羊髯編輯長 (新字新仮名) / 夢野久作(著)