“超人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうじん40.0%
てうじん30.0%
エルロオ10.0%
スーパーマン10.0%
チョウジン10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地球外の敵とは、実に、かの金星に住む超人ちょうじんのことなり。金星超人は、わが地球人類よりも、はるかに高度の文化を有す。
地球要塞 (新字新仮名) / 海野十三(著)
又はかの「天才」かの「英雄」或は大人たいじん超人てうじん、すべていまはしき異形いぎやうのものを敬せむや。
頌歌 (旧字旧仮名) / ポール・クローデル(著)
そういう不分明な、どこか漠とした事情がそれからもいろいろと重なったので、その老人は避暑地の前景の中で一種の超人エルロオ的な存在になった。もっとも同伴者のほうはまもなく素性がわかった。
ハムレット (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
超人スーパーマンには常人などの、及びもつかない神性がある。
生死卍巴 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
超人チョウジンケル小心ショウシン恐々キョウキョウヒトワライナガラ厳粛ゲンシュクノコトヲカタレ、ト秀抜真珠シュウバツシンジュ哲人テツジンサケンデ自責ジセキ狂死キョウシシタ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)