“ちょうじん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:チョウジン
語句割合
超人44.4%
張任22.2%
丁甚11.1%
稠人11.1%
鳥人11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふつうならば、百歳をこえた老人のほうが、まけてしまうはずですが、超人ちょうじんニコラ博士は、おそろしくつよくて、銀一君は、とても勝てないのです。
超人ニコラ (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
蜀将張任ちょうじんは、ふしぎな新手が忽然こつぜんとあらわれて、精勇溌剌はつらつ、当るべくもない勢いを以て城下まで追ってきたので
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
たとえば、やまに丁字星だとか、それが三つ組んでいるのが丁吟ちょうぎんだとか丁甚ちょうじんだとか——丁字屋甚兵衛を略してよぶ——※だとか、さつまだとかいうのだった。
此の美人を昔のお紺婆の雇人古山お酉とやら云う仲働きとの兼ねての疑いを稠人ちょうじん満座の中であばいて恥を掻せる積りと見える
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
その下を、星よりもうつくしくひかる黄金の鳥人ちょうじんが、おそろしい早さでとんでいくのです。
仮面の恐怖王 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)