“弩弓手”の読み方と例文
読み方割合
どきゅうしゅ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
命じておいて、袁紹は旗下一千余騎、弩弓手どきゅうしゅ五百、槍戟そうげきの歩兵八百余に、はん旒旗りゅうき大旆たいはいなどまんまるになって中軍を固めた。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
弩弓手どきゅうしゅとして位置も活用も低かったものを、新たに孔明が発明した偉力ある新武器を加えて、独立した一部隊をつくり、この部将を「連弩士れんどし」とよんだ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
細長い丘の上に、五十座のやぐらを何ヵ所も構築して、それが出来あがると、一櫓に五十張りの弩弓手どきゅうしゅがたて籠り、いっせいに矢石を撃ち出してきたのである。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)