“弓籠手”の読み方と例文
読み方割合
ゆごて100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すでに夜も明け方になりしかば、武蔵坊弁慶は居たところへずんと立ち、いつも好むかちん直垂ひたたれ、水にをしどり脇楯わきだてし、三引両みつひきりやう弓籠手ゆごてさし……
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
と活然たる弦返りの音、弓籠手ゆごてあたって響いたが、既にはなたれていたのであった。
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)