“連弩”の読み方と例文
読み方割合
れんど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
羗軍は負け色立つと見るや鉄の針鼠を無数に繰り出して縦横に血の軌(わだち)をえがき、むらがる蜀兵を轢(ひ)き殺しつつ、車窓から連弩(れんど)を射放って、敵中無碍(むげ)に走り廻るのであった。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
たまたま陣頭に姿を現わした単于(ぜんう)とその親衛隊とに向かって、一時に連弩(れんど)を発して乱射したとき、単于の白馬は前脚を高くあげて棒立ちとなり、青袍(せいほう)をまとった胡主(こしゅ)はたちまち地上に投出された。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
楯(たて)をもって囲み、その上から城壁の中を見おろして、連弩(れんど)石弩(せきど)を撃ちこみ、敵怯(ひる)むとみれば、その上からまた、べつの短い梯子を無数に張り出して、ちょうど宙に橋を架けるような形を作り、兵は
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)