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無碍
ふりがな文庫
“無碍”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むげ
98.1%
むがい
1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むげ
(逆引き)
ブルッと動く太刀
尖
(
さき
)
は見えても、容易に手元へ斬りこんで行かず、キラリと光流を
閃
(
ひら
)
めかす槍の穂も、
無碍
(
むげ
)
にはさっと突いてこない。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ふき子の内身からは一種
無碍
(
むげ
)
な光輝が溢れ出て、何をしている瞬間でもその刹那刹那が若い生命の充実で無意識に過ぎて行く。
明るい海浜
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
無碍(むげ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
むがい
(逆引き)
虚心坦懐
(
きょしんたんかい
)
、去るものを追わず、来るものは拒まずという、未練も執着もない
無碍
(
むがい
)
な境地が私の心である。
亡び行く江戸趣味
(新字新仮名)
/
淡島寒月
(著)
無碍(むがい)の例文をもっと
(1作品)
見る
“無碍”の意味
《名詞・形容動詞》
無碍(むげ まれ:むがい)
(元は仏教語)何ら妨げるものなく、自由である様。
(出典:Wiktionary)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
碍
漢検準1級
部首:⽯
13画
“無碍”で始まる語句
無碍自在
無碍光
無碍弁
無碍天放
検索の候補
無碍自在
縦横無碍
闊達無碍
無碍光
無碍弁
三学無碍
任運無碍
六大無碍
恬淡無碍
流通無碍
“無碍”のふりがなが多い著者
吉川英治
亀井勝一郎
柳宗悦
淡島寒月
パウル・トーマス・マン
作者不詳
大隈重信
菊池寛
薄田泣菫
北原白秋