“闊達無碍”の読み方と例文
読み方割合
かったつむげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悟空ごくう闊達無碍かったつむげの働きを見ながらおれはいつも思う。「自由な行為とは、どうしてもそれをせずにはいられないものが内に熟してきて、おのずと外に現われる行為のいいだ。」
あの天地間の闊達無碍かったつむげな超越的な思想からすれば、今更僕が以上のような手紙を書かなくてもいいわけなのです。こんな煩雑なことを誰がさせるのですか。お母さん、やっぱりあなたがさせるのです。
母子叙情 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)