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弩
ふりがな文庫
“弩”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いしゆみ
57.1%
ど
20.0%
いしびや
5.7%
おおゆみ
5.7%
つよゆみ
5.7%
おほゆみ
2.9%
ゆみ
2.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いしゆみ
(逆引き)
馬に乗った者もあれば徒歩でいる者もあって、それが
戈
(
ほこ
)
を持ち
弩
(
いしゆみ
)
を持っていた。馬の
嘶
(
いなな
)
く声と人声が家の周囲に湧きたって聞えた。
胡氏
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
弩(いしゆみ)の例文をもっと
(20作品)
見る
ど
(逆引き)
すると、それにつれて、他の収縮しない二本との撚り目がほぐれてゆくので、それが拡がるだけ、
弩
(
ど
)
の位置が下ってゆく訳でしょう。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
弩(ど)の例文をもっと
(7作品)
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いしびや
(逆引き)
椰子
(
やし
)
、
檳榔子
(
びんろうじ
)
の生え茂つた山に添つて、城のやうに
築上
(
つきあ
)
げた、
煉瓦造
(
れんがづくり
)
がづらりと並んで、
矢間
(
やざま
)
を切つた黒い窓から、
弩
(
いしびや
)
の口がづん、と出て、幾つも幾つも
仰向
(
あおむ
)
けに、星を
呑
(
の
)
まうとして居るのよ……
印度更紗
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
弩(いしびや)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
おおゆみ
(逆引き)
弩
(
おおゆみ
)
だの
剣
(
つるぎ
)
だの
戈
(
ほこ
)
だの、
槍
(
やり
)
だの、
鉞
(
まさかり
)
だの斧だの
瓢石
(
ひょうせき
)
だのの、無数の武器が渦まいていた。
沙漠の美姫
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
弩(おおゆみ)の例文をもっと
(2作品)
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つよゆみ
(逆引き)
一に弓、二に
弩
(
つよゆみ
)
、三に
鎗
(
やり
)
、四に刀、五に剣、六に
鍵矛
(
かぎほこ
)
、七に
楯
(
たて
)
、八に
斧
(
おの
)
、九に
鉞
(
まさかり
)
、十に
戟
(
げき
)
、十一に
鉄鞭
(
てつべん
)
、十二に
陣簡
(
じんのたて
)
、十三に棒、十四に
分銅鎌
(
ふんどうがま
)
、十五に
熊手
(
くまで
)
、十六に
刺叉
(
さすまた
)
、十七に
捕縄
(
とりなわ
)
、十八に
白打
(
くみうち
)
。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
弩(つよゆみ)の例文をもっと
(2作品)
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おほゆみ
(逆引き)
或時は彼、わが鬚の中に爆發物を仕掛け、また或時は其
弩
(
おほゆみ
)
よりして、わが上衣の上に
火矢
(
ひや
)
を放つ。
錬金道士
(旧字旧仮名)
/
ルイ・ベルトラン
(著)
弩(おほゆみ)の例文をもっと
(1作品)
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ゆみ
(逆引き)
彼らの主要武器たる
弩
(
ゆみ
)
は両叉の鉄をつけた矢を用ひ、射勢はかなり猛烈だつたが、射程がない。
二流の人
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
弩(ゆみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“弩”の意味
《名詞》
(ド、いしゆみ、おおゆみ)横倒しにした弓に弦を張って矢を引き金で放つクロスボウに似た武器
(出典:Wiktionary)
“弩”の解説
弩(ど、いしゆみ、おおゆみ)は、東アジア、特に中国において古代から近世にかけて使われた、クロスボウと同類の射撃用の武器の一種。平安時代の辞書『和名類聚抄』には於保由美(おおゆみ)という字が見られる。
(出典:Wikipedia)
弩
漢検1級
部首:⼸
8画
“弩”を含む語句
強弩
弩弓
石弩
万弩
弩弓手
弓弩
弩弓隊
連弩
超弩級
弩級
毒弩
連弩隊
連弩士
萬弩
空弩
火術弩
彊弩都尉
強弩都尉
弩竜号
弩弓台
...
“弩”のふりがなが多い著者
アリギエリ・ダンテ
ルイ・ベルトラン
南方熊楠
徳冨蘆花
吉川英治
ロマン・ロラン
作者不詳
小栗虫太郎
三木清
泉鏡太郎