“棒火矢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぼうびや50.0%
ぼうひや50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鉄砲みがき組支配田付四郎兵衛景利とともに大小火砲、石火矢いしびや棒火矢ぼうびや狼煙のろし揚物あげもの、その他、火術の一般を差配することになった。
ひどい煙 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「喜三郎、貴様は鳥居甚左衛門について自得流の棒火矢ぼうびや擲弾てきだん筒)の法を学んだそうな」
ひどい煙 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
それから平八郎、格之助の部屋の附近に戸締とじまりをして、塾生を使つて火薬を製させる。棒火矢ぼうひや炮碌玉はうろくだまを作らせる。職人を入れると、口実を設けて再び外へ出さない。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)