“揚物”の読み方と例文
読み方割合
あげもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鉄砲みがき組支配田付四郎兵衛景利とともに大小火砲、石火矢いしびや棒火矢ぼうびや狼煙のろし揚物あげもの、その他、火術の一般を差配することになった。
ひどい煙 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
あるひ飮食店いんしよくてんける揚物あげものあぶらあるひはせるろいど工場こうじようなど、文化ぶんかすゝむにしたがひ、化學藥品かがくやくひんにして發火はつか原因げんいんとなるものが、ます/\えてる。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
日本流の天麩羅てんぷらならばそれから衣をつけて揚げれば楽に出来る。これは西洋のサラダあぶらで揚げたのだから味が軽い。揚物あげものにはサラダ油が第一等だね。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)