“揚々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ようよう85.7%
やう/\14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
桃太郎は意気揚々と鬼が島征伐のった。すると大きい野良犬が一匹、えた眼を光らせながら、こう桃太郎へ声をかけた。
桃太郎 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
八五郎は飛んで行きましたが、得意の耳と鼻を働かせて、二た刻ばかりつと、揚々と帰って来ました。後ろにはお北がいております。
先頭日章旗揚々として肥馬将軍たち、色蒼ざめてた兵士
無念なりと蹉跎なして給ひしが今更詮方も無りしとぞ假初にも十五萬石にて播州姫路の城主たる御身分素性もいまだならぬ天一坊に下座しは殘念と云も餘りあり天一坊は流石酒井家さへ下座されしと言觸し其威勢の如くなれば東海道筋にて誰一人爭ふ者はなく揚々として下りけるは
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)